スペインより⑬

マドリードは涼しい。朝、宿を出るとちょっとひんやりしたので驚いた。いや、とはいっても最高気温は38度ぐらいらしいのだけど、アンダルシアの焼けつくような日差しとはぜんぜん違う。それに、やっぱり湿度が低いから、気温が高くてもそれほど暑く感じない。

今日はマドリードの旧市街を散策。この辺りは歴史も古く、マドリードの中でもたぶんもっとも観光客の多いエリア。ホステルからも徒歩圏内。まずは、一番の目玉である王宮を目指そう。

ヨーロッパの通りにはそれぞれの名前が表示されていることをセビーリャで書いたけれど、このマドリードの表示板もまたいい。やさしい絵柄と色合いがいかにもヨーロッパ的。建物も彩り鮮やかだから、そこにかわいらしい絵が映える。
 

 
王宮に到着。うーん、さすがの風格。美しい。こうやって正面から見ると平面的に見えるけど、奥行きがものすごくあって、なんと部屋の数は2700。現国王はここではなく郊外に住んでいるということで、この王宮は公式行事に使われているそう。

 王宮外観

 
チケットを買って、入口にたどり着くまでにけっこう楽しめる。外に広がるマドリードの街並みは、レンガ色だ。
 

 
王宮に向かい合うかたちで立っているアルムデナ大聖堂。これもまた、形といい色といい、お城みたいにメルヘンチックな建物。

 アルムデナ大聖堂

 
さて、いよいよ王宮の中へ。まずは大階段。豪華なシャンデリアに天井画、華麗な装飾、まるで劇場のよう。
 

 
この先は撮影禁止だったのだけど、玉座の間、王の居室、磁器の間などさまざまな趣向が凝らされた部屋の数々が公開されていて、見応えがあった。西洋の建築って個人的にはあまり興味ないけど、ここは全体的にきらびやかで大胆で、でも気品があり、本当に童話の中に出てくる王様のお城そのままのイメージ。天使や女神や花や果物の装飾が施された銀食器もすごく繊細で美しかった。イスラムの宮殿とはまたぜんぜん違う趣き。

ゴージャス感をたっぷり味わって満足。外へ出ると、道路を挟んだオリエンテ広場からもその美しい姿が見えている。
 

 
周辺にある建物も落ち着いていて、この辺り一帯の優雅な雰囲気に溶け込んでいる。

 オリエンテ広場周辺

 
暑くなってきたので何度もベンチで休みながら、近くのスペイン広場へ。作家セルバンテスを記念してつくられたそうで、そのセルバンテスと、彼が生みだしたドン・キホーテ、サンチョ・パンサの像が中央に見える。ドン・キホーテはクラシックバレエの演目として小さいころからすごくなじみがあるから、ここでこんな風に出会うのは不思議。
 

 
近くには大通りが走っていて、さすがは首都という迫力。この辺り、西梅田からフェスティバルホールに向かうときの四ツ橋筋によく似ているなあ。
 

 
観光客であふれる通りを歩いていくと、目指していたプエルタ・デル・ソルに着いた。なかなか写真では分かりづらいのだけど、大きな広場になっていて、観光の拠点ともなる場所。プエルタ・デル・ソルとは「太陽の門」という意味だそう。左に見えている工事中の建物はマドリード自治政府庁。

 プエルタ・デル・ソル

 
今日はこの王宮周辺をうろうろしただけだったけど、やっぱり雰囲気がいい。バルセロナほど都会すぎず、歴史が感じられて、観光客のにぎわいもある。普通に歩いているだけで楽しいというのは素晴らしい。

しかし、普通の気温になるとおなかがすく。一人だと旅行中はちゃんと食べないし、今までは暑すぎたからあんまり食欲もなくて、アイスや炭酸飲料でごまかしていたのだけど、これは本当はよくない。とはいえ、レストランに入ると高いので、たまたま見つけたちょっとおしゃれなスーパーで温めるだけのパエリアを買ってみた。ホステルのお皿に入れるとなかなか見栄えもいいし、実際けっこう味もよかった。

 パエリア

 
ちなみにアイスはほぼ毎日食べているけれど、バルセロナのアイスのレベルはかなり高かった。日本以外のスイーツは信用していなかったけど、どの店で買っても絶品で、それなりに肥えた舌も満足させてくれた。ただ、バルセロナ以外ではいまいちなのが残念。明日もまた、おいしいアイスを探そう。

 

熊と山桃の像
マドリードの紋章、熊と山桃の像

 

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スペインより⑫

今日もいい天気でスタート。ただ、セビーリャは暑すぎるせいか、空があまり青くない。熱気でかすんでいるような薄い色。バルセロナの空とはだいぶ違う。

午後から移動なので、この街にいられるのはあと数時間。13時には出たい。荷物をまとめてホテルに預け、まずは国鉄renfe(レンフェ)の駅までのバスを確認しに近くのドゥケ・デ・ラ・ビクトリア広場へ。バスって日本でも知らない地域だと乗りこなすのはなかなか難しいからあまり使わないのだけど、タクシーで行くのはさすがにもったいない。地図を見たら歩いても行けそうな距離ではあるけれど、わざわざ重い荷物を持ってそんなしんどいことする必要もないし。

駅までは32番の市バスが出ている。どこから乗るのか分かりづらいけど、地球の歩き方をよく見ると広場から少し外れたところに乗り場があるようで、そちらへ歩いてみる。あった。スーツケースを持った人たちが待っているから、たぶんここで合っているはず。とりあえずこれで確認はOK。さっそく、きのう上れなかったカテドラル隣のヒラルダの塔へ。

 ヒラルダの塔

 
ヒラルダの塔は、元々モスクのミナレットだったものにキリスト教の鐘楼が付け加えられた、イスラムと西洋の融合様式。高さは97メートルとのことで、けっこう遠くからでもよく見える。カメラのレンズが汚れているのに気づかなくて、ちょっと写真が曇ってしまっているけど・・・。それにしても、すごい行列。この暑い中、ここで待つのか。時間あんまりないのになあ。

それでも15分ほどでチケット売り場へ入ることができた。余談だけど、ヨーロッパでは学生といえども、学割が適用されるのは大体25~30歳ぐらいまでなので、私はほとんどどこでも一般料金。せっかく国際学生証を日本でつくってきたのに。これにはしっかり生まれた年が書かれてあるから、みんなちゃんとここを見ているのだ。こういうところはきっちりしている。

チケットは聖堂内部とセットになっていて、みんな広い聖堂を見学している。でもここ、きのう無料で入れたんだけど。まあ、そもそも中には興味がないので、すぐに塔へ向かう。こういうところを上がるのって階段が多いけど、この塔の上へはゆるい傾斜をひたすら上がっていく。

 塔の上への通路

 
だいぶ歩いてやっと到着。風があって気持ちいい。塔からの眺めを楽しむ。
 

 
思ったより街並みが白くて意外。もっとカラフルなイメージだったんだけどなあ。あの辺は歩いてないからかも。きのう行ったアルカサルやマエストランサ闘牛場、遠くの方にグアダルキビル川も見える。そしてこうやって見ると、この聖堂がスペイン最大というのがよく分かる。ものすごく大きい。

塔の上でゆっくりして、下りるともう12時半。結局、今日はここだけしか見られなかった。セビーリャはスペイン第4の都市だそうで、なかなかみどころも多いし街並みも楽しい。せめて丸2日はいたかった。せっかく来たのにもったいない。観光スポットだけで街歩きがほとんどできなかったのが残念。
 

聖堂の中庭より
カテドラルの中庭より

 
後ろ髪を引かれつつ、宿に戻って荷物を受け取りバス停へ行くと、ちょうど32番のバスが来ていた。乗ってみると人がけっこういっぱいで、座席は全部うまっている。でも、荷物を抱えた旅人らしき人はいない。本当に駅に行くのか、また不安でいっぱいになりながら窓の外をしっかり見ていると、途中でバス内のモニターに路線図が出ていることに気づく。サンタ・フスタ駅・・・おー、あった!よかった。でも駅で降りる人がほかに誰もおらず、ボタンを押さないと止まらないということに気づかなかったので、ひと駅過ぎてしまった。ほかの都市では誰も降りなくても全部の停留所でドアが開いていたのに。こういうところが地域によって違うので難しい。でもとにかく、無事に到着。

 サンタ・フスタ駅外観

 
かかった時間はわずか10分。なんだ、これならあと1時間ぐらい街にいても大丈夫だった。まあでも、それは結果論。遅れるよりましだ。列車のチケットはすでにネットで予約してあったのだけど、スマホに保存したPDFだけでいいのか不安になってインフォメーションで聞いてみると、機械でプリントアウトするようにとのこと。もう今はなんでもできる。自動券売機に購入番号を入力するだけで簡単に発券できた。このチケットがないと、ホームにも入れない仕組み。ちなみにパリでTGVに乗ったときは、乗る前も乗っている途中も一度も検札がなくてびっくり。タダ乗りしようと思えばできる。

 自動券売機

 
サンタ・フスタ駅はさすがになかなか大きい。乗るのはAVE(アベ)という、いわゆる新幹線。乗る前にホームで荷物検査がある。車両は特等、1等、2等とあって、もちろん2等だけど十分快適。先進国の交通機関はもう、どこもそんなに違いはない。ただ、全席指定だから日本の新幹線みたいに直前にチケットを買って好きな時間に乗ることはできないのが不自由なところ。これで、スペイン国内の移動は飛行機、バス、鉄道とすべて利用したことになる。そして、これから向かう先は首都マドリード。
 

マドリード位置

 
セビーリャから2時間半、予定時刻ぴったりにマドリード着。駅から見えるこういう景色、まさにマドリードのイメージ。

 マドリード駅より

 
今日からはまたドミトリーだけど、適当に選んだ割にはけっこうよかった。部屋がすごく広くてゆったりしているし、今これを書いている共有スペースも明るくて居心地がいい。みんなけっこうここでごはんを食べている。ただ、また洗濯物を干す場所を探さないといけないのはつらいところだけど。

 ホステルの部屋

 
夕方にチェックインした後、少し周辺を散策。足の向くままに歩いていると、雰囲気のある門が見えてきた。地図で確認すると、あれはクチリェロス門。

 クチリェロス門

 
通りの両側にはレストランが並んでいて、観光地っぽい雰囲気。あの門をくぐると何かありそう、と思って行ってみると・・・

 マヨール広場

 
おー。マヨール広場だ。国王フェリペ3世がつくらせたというだけあって、品格がある。こういうかんじがマドリードだなあ。やっぱりバルセロナより好きかも。

広場を抜けて歩いていくと、サン・ミゲル市場を発見。おなかもすいたし、ちょうどよかった。市場があるのはうれしい。そういえば、バルセロナのサン・ジュセップ市場にもだいぶお世話になった。迷わず入ってみる。
 

 
なんかサン・ジュセップ市場とはだいぶ雰囲気が違う。スタイリッシュでおしゃれなかんじ。ここは要するに、ワインバーみたいなものらしい。ところどころにお酒を注文できるカウンターがあって、食べるものも一品料理タパスが中心。どうも、飲みながらちょっと何かつまんで休憩しよう、という大人のための場所のよう。こういうとき、アルコールが飲めないって本当に損だ。別にお酒を注文する必要はないのだけど、飲めないやつは来るなと言われているような気になってしまう。とはいえ、いい値段なので、ここでこんなものを食べるのはもったいない。日本にもあるようなものにお金を使うのは控えよう。
 

 
市場を出ると、近くにスーパーが。観光客用の店で買うと高いから、1.5リットルの水とバナナ、リンゴは常にまとめ買い。セビーリャではスーパーが見つけられなかったから、水がだいぶ高くついてしまった。ここでは無事に確保。明日からゆっくりマドリードを楽しもう。

 

地下鉄
色使いがかわいいマドリードの地下鉄

スペインより⑪

やっぱり一人だと熟睡。しかも今日は時間を気にせず、一日セビーリャを観光できる。ゆっくり準備して、11時半に街歩きスタート。

セビーリャには南北を貫いてグアダルキビル川が流れている。みどころはこの川の東側に集中していてホテルも東側にあるので、まずはこの観光スポットのある辺りを目指そう。川沿いの景色がすごくいい。パリとはぜんぜん違って明るい。

 川沿いの景色

 
今日は日曜なので、ほとんどの店は休みで静かなのだけど、やっぱり観光客の多い通りはにぎやか。みんな昼間からビールを飲んでいる。
 

 
この辺の家、まさにスペインのイメージ。カラフルで、花や植物があふれていて、太陽とともに暮らしているのが伝わってくる。そして、ヨーロッパは大体どこの街も通りの名前が表示されているのだけど、このセビーリャの表示はすごく分かりやすいしかわいい。
 

 
ところで、こうやって住宅街を歩くのは楽しいんだけど、観光スポットになかなかたどり着かない。と思っていたら、たまたま途中でグーグルマップが動いてくれたのでよく見ると、いつの間にか川の西側に来ていた。そういえば、最初に川を見ながら橋を渡ったっけ。ということで、今度はちゃんと地図を見ながら別の橋を通って東側に戻る。向こうに見えるのが東側。

 橋から見た東側

 
渡り切らないうちに、黄金の塔が見えてきた。13世紀に川の通行を検問するために造られ、かつては塔の上部が金色の陶器レンガで覆われていたことから、こう呼ばれるんだそう。

 黄金の塔

 
橋を渡って最初に行ったのは救済病院。貧しい人や身寄りのない人を救済するため、貴族が17世紀半ばに創設したとのこと。見学もできるようだけど、ちょうど救急車が着いて患者らしき人が中へ入っていった。今でも病院として使われているんだろうか。

 救済病院

 
やっと目指していたカテドラルに到着。スペイン最大の聖堂ということで、中にも入ってみたのだけど、まあもう教会はいい。それよりも、隣に立つヒラルダの塔に上りたいのだ。

 カテドラル1

 
でも、なぜか開いていない。ガイドブックを見ると、日曜は14時半から。そうか、じゃあ先に違うところに行こう。次はここ、アルカサル。

 アルカサル1

 
アルカサルは、この地方がイスラム勢力の支配下にあった時代に使われていたお城を、その後キリスト教徒の王たちが改築した宮殿。そのうちの1人がイスラム文化に傾倒していたらしく、イスラム建築の職人たちを呼び寄せて改築に当たらせたということだから、あの見事なアルハンブラ宮殿にかなり似ているところがある。とはいえ、実際入ってみると、雰囲気はぜんぜん違う。
 

 
中は確かに、アルハンブラ宮殿で見たような造りも多い。でもこちらの方が、少しオリエンタルな要素が混じっている。
 

 
そしてこの庭園なんかは、やっぱり西洋的。
 

 
これはこれで美しいけど、アルハンブラ宮殿の後では見劣りするのは確か。規模もぜんぜん違うし。アルハンブラ宮殿は何がすごいかというと、床はシンプルなのだけど、壁から天井まではびっしり装飾で埋め尽くされていて、何もない白い部分というのがないのだ。でも一つひとつが細かいから過剰にはならず、それなのにすごく圧倒される。このアルカサルに入って、あらためてアルハンブラ宮殿の素晴らしさを実感。

ここは短時間でさくっと回り、ヒラルダの塔に戻ってみると、まだ開いていない。でも今度は看板が出ていて、今日は例外的に14時半から16時までと書いてあった。なんだと。ちょうどその時間、アルカサルに行ってたし。もう16時すぎだ。仕方ない、ここは明日にしよう。ということで、次のスポットへ向かう。この辺の住宅街もいい雰囲気。

 住宅街

 
それにしても暑い。パリもそうなのだけど、夕方16時ぐらいが一番暑くて、日差しも強い。このセビーリャの暑さは普通じゃないから、ずっと外にいると気分が悪くなりそうだ。毎日ペットボトル500ミリリットルの水では足りないから、今日は2本持ってきたけど、正解。少しずつ飲んでもどんどんなくなっていく。

日陰を探しながらやって来たのはマエストランサ闘牛場。完成は19世紀半ばということで歴史もあるし、規模も大きい。それにこの外観、華やかで味がある。

 闘牛場外観

 
見学はスペイン語+英語のツアーで。半分ぐらいしか分からなかったけど。見せてもらえるのは中にある資料がほとんどで、会場自体は最後にちらっとだけだった。客席にも入れず残念。でも、闘牛場って中がどうなっているのかまったく知らなかったから、興味津々。
 

 
ここはプリンス席で、元々は位の高い人しか座れなかった、と言っていたんだと思う。そういえばたまたま今日、闘牛士がパフォーマンス中に牛に突かれて死んだっていうニュースを読んだけど、もし自分が見に行ったときにそんなことがあったらショックだなあ。闘牛自体、野蛮だっていう批判も多いんだそう。

 プリンス席

 
さて、アンダルシア地方で絶対に見たかったもの、それはフラメンコ。アルゼンチンのタンゴ、キューバの野外ライブ、どっちも本当によかったから、本場であるこのアンダルシア地方でフラメンコも鑑賞しなければ。セビーリャは街なかに観光案内所が多く、チケット販売の客引きもよくやっているのだけど、そこまで思っていた割にはフラメンコのことを忘れていたので、何も手配していなかった。でも、タブラオと呼ばれるライブハウスがたくさんあって、別に予約なしでもいけそうなので、地球の歩き方に載っている店の一つを目指すことにする。でも、地図が読めない私にはそう簡単にたどり着けない。一本道を間違えて戻ってきたとき、たまたま客引きのおじさんが立っていて、声を掛けられた。値段を聞いてみると、考えていたよりもちょっと安い14ユーロ。あっさりおじさんについていき、すぐ近くのタブラオへ。

 タブラオ

 
こぢんまりしていていいかんじ。お客さんは満席ではなく20人ぐらい。上演者は4人で、ギター、歌、踊り手が男女1人ずつの計4人。フラメンコについてまったく知識がなかったのだけど、これがスタンダードな構成なんだそう。そして、タップダンスのように激しく足を動かしたり、手を打ち鳴らしたりするのがこれほど重要な要素とは。体の動きそのものは大きくないように見えるけれど、そういう細かい部分のテクニックが複雑で、全身を使っているのがよく分かる。踊りというと、どうしても女性のイメージがあるけれど、男性のダンスが素敵だったなあ。あと、ギターも素晴らしい。たまたま演奏していたのがスマートな男性だったこともあるのだけど、細くて長い指で紡ぎ出される情熱的で哀愁漂う旋律が、フラメンコにしかない独特のものだった。やっぱり見て正解。楽しかった。帰ってから確認すると、結局ここが探していたタブラオ、アルバレス・キンテーロだったことが判明。

 アルバレス・キンテーロ看板

 
今日は盛りだくさんの一日。明日はまた午後から移動だ。本当は、このセビーリャからバスで2時間ぐらいのコルドバにも日帰りで行きたいと思っていたのだけど、時間がないのでやめた。グラナダ、セビーリャ、そしてコルドバがアンダルシア地方の三大観光都市と言われているから残念だけど、まあしょうがない。出発までセビーリャを楽しもう。

 

馬車
観光客用の馬車も人気

 

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