語学学校のレベル分けテスト

こっちに来てから毎日遊び歩いているけれど、実は勉強しに来たんだった。今日はレベルチェック&クラス分けのためのテストに行ってきた。これから通うのは、パリ・カトリック学院(通称パリカト)という設立約140年の大学に付属の語学学校。質の高さと授業の厳しさで有名で、日本人も多い。いろいろなブログを見ていると、ここに通っているまたは通っていたという人がけっこういる。

 パリ・カトリック学院外観

 
同じエージェントを通して申し込んだほかの日本人留学生3人(うち2人は大学生)と待ち合わせて校内へ。日本人サポーターが流れを説明してくれたので安心だった。この日本人サポートというシステム、最初はうっとうしかったのだけど、こういうときはやっぱり心強い。ただ、SIMカードを買うのにもついていきますよーと言われたときはびっくりして、いや自分で決めているのがあるのでいいです、と速攻で断ってしまった。だってせっかく来たんだから、自分でいろいろやってみたいし。

テストは文法や文章読解、聞き取りなどで、初歩的なものからかなり難しいものまで混在。日本人は読み書きは割とできるから、レベルの高いクラスに振り分けられてぜんぜんついていけない、といった話をよく聞いていたので、あまり頑張らないようにしようと決めていた。それに途中、難しい問題を丸ごと飛ばして次の問題にいこうとしていると、監督の先生に「それは後で。ここから先にやってね」と言われたので、あれ~これは後で時間を分けてやるのかな?と思って放っていたら、やっぱりそれもやらないといけなかったようで、採点した別の先生に「何でやってないの?時間足りなかった?」と何回も突っ込まれた・・・。なので本来よりも出来は悪いハズ。

パリカトのレベルは9段階に分かれていて、低い方から

A1-1 A1-2 A2-1 A2-2 B1-1 B1-2 B2-1 B2-2 C1

となっている。こうやって並べるとそうでもないけど、日本の感覚では分かりづらくて、何回見てもBよりA、2より1の方が上に見えてしまう。テストは簡単な会話の試験も含めてその場で採点が行われ、結果はA2-2。大体B1ぐらいかなと予想していたので、とっさにAという文字にびっくりしてしまい、いやそんなはずないからB1に変えてほしいと自信過剰な訴えをしてしまった。ぜんぜんしゃべれてないのにー!でも本当にレベルが合っていないと感じたら、こういうときもためらわず主張しなければ。

フランス語の学習歴は、大学の第2外国語として少し、卒業後は仕事の状況に応じてやったりやらなかったり。本格的に勉強しだしたのは3年ぐらい前で、この1年半は月に2回ほど会話のレッスンに通っていた。だからトータルの学習年数はけっこう多いと思う。今年に入ってから仏検2級にも合格した。それでもレベルは初級の上だ。まあでも、授業についていけないよりはいいか。今は下のクラスでも、上がっていけばいいだけなのだから!テストを受けていたのは日本人以外に中国人も多くて、彼らはけっこうべらべらフランス語をしゃべっていた。

最後にレベルに合わせて時間割を組み、それを登録して今日は終了。来週から授業が始まる。収穫は、一緒にテストを受けた日本人留学生と仲良くなったこと。年も近いし、元社会人同士、話が合った。何より、彼女とは同じアパート!いい友だちになれそう。

 

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学校近くのお店でかわいいショコラを発見!
 

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