どうやってお金を持っていくか

昔は本当に大変だっただろうと思うけれど、お金、しかも長期間の生活費をどうやってフランスに持ち込むかは悩ましい問題。学生なら親に送ってもらえばいいのだけど、社会人を辞めて自分で勝手に行くからにはなるべく面倒はかけたくない。フランスにいながら、日本にある自分のお金を動かせないか。
 

お札

 
海外送金できる銀行は三菱東京UFJ、ゆうちょ、三井住友などいろいろあるけれど、第一条件としてオンラインでできること、それから手数料など総合的に考えて、SMBC信託銀行プレスティア(旧シティバンク)を選択。この送金手数料というのが各行それぞれ違っていて、自分の使い方に合ったものを選ばないと損することになる。というのを調べてみて初めて知った。

次に両替。まとまった額を外貨にするので、これもできるだけ余計な手数料は抑えたいところ。いろいろ調べた結果、マネーパートナーズというのをみつけた。ここで作る口座は本来、FX取引のためのものなのだけど、外貨両替だけの利用というのも可能で、開くのも維持するのも手数料ゼロ、そして両替は銀行でするよりも格段にお得。口座開設から両替まですべてネット上で可能なのもポイント。

手順としては、
①日本の銀行口座からマネーパートナーズの口座に円資金を移動し両替
②両替後の外貨をSMBC信託銀行プレスティア(私の場合)の外貨専用口座に移動
③フランスの銀行に送金
という形になる。

最後に、①もネットでできるよう、元々口座を持っていた銀行にネットバンキングの申し込みをして完了。これで、日本円の両替からこちらの口座への送金までがすべてオンラインでできるようになった。ちなみに、マネーパートナーズの口座を通じて両替した外貨は空港で受け取ることもできる。今回も当座に必要な分のユーロ現金は出発前に日本の空港でもらい、持ってきた。これから海外旅行に行くときは絶対これを使おう。

ところで、このマネーパートナーズはマネパカードというのも提供していて、これもついでに作った。同じように格安の手数料で外貨に両替できて、それをネット上でチャージして利用する。チャージした分は現地でATMにカードを挿せばその国の通貨で引き出せるし、プリペイドカードとして使うこともできる。そもそも、こちらで口座を開くまでは送金できないから思った以上に便利で、ちょっと大きな買い物をするときはこれで済ませている。一度ATMでユーロを引き出してみたけれど、問題なく使えた。足りなくなったらネット上でいつでもチャージできるし、留学しても現地で口座を作らずこのカードだけで済ます人もいるみたい。
 

マネパカード

 
フランスにいながら、日本のお金を動かしユーロで使うことができる。ネットがあるって本当に便利だ。親に頼るのは資金がなくなったときにしよう。

こちらの銀行口座開設についてはまた。

 

ATM
ATMは道路にむき出し状態なので要注意!

 

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